2025/4/30 公開
2026/3/25更新
難病でゴミ出しがつらい…どうすればいい?
難病や障がいで生活していると、これまで当たり前にできていたことが少しずつ大変になります。
特に「ゴミ出し」は、重いゴミを持つ・集積所まで歩く・外出できない日があるなど、
意外と多くの方が悩む日常動作です。
この記事では、難病患者や高齢者がゴミ出しで困る理由や、利用できる支援制度・相談先をわかりやすく解説します。

症状や体力の違いにより、ゴミ出しに様々な負担が生じます。
■重いゴミを持つのが大変
ゴミ袋は数キロになることも。筋力低下や関節痛で持ち運びがつらい場合があります。
■集積所まで行くのが大変
決められた場所まで歩くのが難しい日もあります。ゴミ出しの時間に合わせるのも負担です。
■外出が難しい日もある
ALSや呼吸器疾患などで在宅療養中の方は、家の外に出ること自体が難しい場合があります。
▼参考リンク:
・厚生労働省平成22年度障害者総合福祉推進事業
「難病患者等の日常生活と福祉ニーズに関するアンケート調査」実施概要(一般社団法人 日本難病・疾病団体協議会)
・指定難病患者に関する意識調査を実施(一般財団法人 日本患者支援財団)
https://www.psf.or.jp/20250618
自治体によっては、自宅までゴミを回収する支援制度があります。
■埼玉県上尾市「ふれあい収集」
集積所に出すのが難しい世帯向けに週1回の戸別訪問収集を実施。寝たきり・高齢者・身体障害者などが対象
https://www.city.ageo.lg.jp/page/398901.html
■千葉県松戸市「家庭ごみ訪問収集制度」
家庭のゴミ出しが困難で他者の協力が得られない場合に利用可能
https://www.city.matsudo.chiba.jp/kurashi/gomi_shinyou/keikaku/houmonshuushuu.html
💡ポイント:体力的にゴミ出しが難しい難病患者でも、自治体によっては支援制度の利用が可能です。事前に条件を確認してください。
介護保険や障害福祉サービスを利用している場合、訪問介護の生活援助サービスでゴミ出しを手伝ってもらえることがあります。
生活援助の例
💡ケアプランによって内容が変わるため、ケアマネジャーに相談してみましょう。
▼参考リンク:
マイナビ介護職/介護のみらいラボ
https://kaigoshoku.mynavi.jp/contents/kaigonomirailab/works/commonsense/20201102/
訪問介護(生活援助中心型サービス)の回数が多くなった場合について(松江市)
https://www.city.matsue.lg.jp/kenko_fukushi/iryo_fukushijigyoshamuke/kaigohoken/2_1/5851.html
訪問介護(ヘルパー)でできるサービス内容|身体介護・生活援助・通院等乗降介助を徹底解説(ケアマネ応援団)

自治体によっては、地域住民やボランティアがゴミ出しをサポートしています。
地域によってサービス内容は異なります。お住まいの自治体窓口や地域包括支援センター・社会福祉協議会に相談すると、利用可能な支援を紹介してもらえます。
▼参考リンク:
地域の支えあい活動(ゴミ出し支援・買い物支援・付き添い支援)が始まっています(佐賀県 小城市)
https://www.city.ogi.lg.jp/main/36363.html
生活支援ボランティア(葛飾区 東京都)
https://www.katsushika-shakyo.com/service/problem/lifestyle_support/
▼参考リンク:
全国社会福祉協議会 リンクフリー

Q1:難病だけでもゴミ出し支援は受けられますか?
A:自治体によって条件が異なります。
障害者手帳や介護認定が必要な場合もあるため、まずは自治体に相談してください。
Q2:訪問介護でゴミ出しをお願いできますか?
A:生活援助としてゴミ出し・掃除・買い物などを手伝ってもらえる場合があります。
サービス内容はケアプランで変わるため、ケアマネジャーに確認してください。

・難病患者や高齢者にとって、ゴミ出しは体調や身体機能の影響で負担になることがあります。
・自治体の訪問収集制度や訪問介護サービス、地域ボランティアなどを利用することで、無理なく生活を支えることができます。
・一人で抱え込まず、まずは自治体・福祉機関・ケアマネジャーに相談しましょう