2025/4/30 公開
障がい者や高齢者などでゴミ出しが困難な方々が安心して生活できるよう、ゴミの訪問収集サービスが各自治体で提供されています。
これはゴミ出しの負担を減らすため自宅近くなどで収集を行ったり、場合によっては利用者の安否確認などを行う継続的なサービスです。
利用の際には事前申請を行う必要があります。
自治体によって異なりますが、下記のいずれかに該当する方のみで構成される世帯を対象とする場合が一般的です。
それに加えて、近隣の親族や友人からの協力が受けられない場合であるなど自治体によって異なる条件が設定されている場合があります。
また既定の条件に該当しなくても、自治体によって利用が適切とみなされればサービスを受けられる可能性もあります。詳細はお住いの自治体にご相談ください。
訪問収集サービスには事前の相談と申し込みが必要です。
一般的な利用手順は以下のとおりです。
①お住まいの自治体の清掃担当課や福祉担当課に電話や窓口で相談します。利用条件やサービス内容について説明を受け、利用を希望する場合は申し込みを行います。申し込みには申請書や必要な書類の提出を求められる場合があります。
②自治体の担当者が自宅を訪問し、利用者の状況やごみの種類、量などを確認します。訪問調査の結果に基づいて利用の可否が決定されます。
③利用が決定した場合は収集日や収集場所などの詳細が通知されます。収集日の当日、指定された時間までにごみを出しておくと、収集員がごみを収集してくれます。
利用条件やサービス内容は自治体によって異なるため、必ずお住まいの自治体の情報を確認して申し込んでください。
申し込みから利用開始までには時間がかかる場合があります。
ゴミの分別方法や出し方は地域のルールに従うことが一般的です。
また、訪問収集可能なゴミの種類が決められていることもあります。
ルールを守り、収集員への適切な対応を心がけて利用しましょう。