東京都杉並区にお住まいで、高校生のお子さんの医療費負担が気になっていませんか?
この記事では杉並区にお住まいの方に向けて、高校生等の医療費を助成する「マル青(あお)」制度の概要や申請窓口、注意事項などを紹介します。
医療費の負担を軽減し、お子さんの健康をサポートするための情報をお届けします。
お子さんが成長するにつれて、受けられる医療費助成制度が変わるのではないかと心配される方もいらっしゃるかもしれません。
杉並区には、中学校卒業後も、高校生などのお子さんの医療費の一部を助成する制度があります。
それが「高校生等医療費の助成(マル青(あお))」です。
この制度は、高校生やそれに準ずる年齢のお子さんが病気やケガで医療機関を受診した際の医療費について、保険診療の自己負担分を助成するものです。
保護者の方の経済的な負担を軽減し、お子さんが必要な医療を安心して受けられるようにサポートすることを目的としています。
具体的には、この制度を利用すると、医療機関の窓口で支払う自己負担金が一定額まで軽減されたり、無料になったりします。
これにより、保護者の方は医療費の心配を減らし、お子さんの治療に専念することができます。
「マル青(あお)」という愛称で呼ばれるこの制度は、杉並区が独自に行っているもので、子育て世代への温かい支援の一つと言えるでしょう。
この「高校生等医療費の助成(マル青(あお))」を利用できるのは、以下のすべての条件に当てはまるお子さんです。
難病や障害を持つお子さんも、上記の条件を満たしていれば、この制度を利用することができます。
これまで受けていた医療費助成制度が終了しても、「マル青(あお)」によって引き続き医療費のサポートを受けられる場合があります。
具体例:
・高校1年生で、治療を受けているFさん(16歳、杉並区在住)
・特別支援学校の高等部に在籍しており、医療的ケアが必要なGさん(17歳、杉並区在住)
・高校を卒業したが、18歳になっていないHさん(18歳になる年の2月生まれ、杉並区在住)
これらの例のように、高校生年代で杉並区にお住まいであれば、「マル青(あお)」の対象となる可能性があります。
「高校生等医療費の助成(マル青(あお))」を利用するにあたって、いくつかの注意点があります。
助成対象となる医療費: この制度で助成されるのは、保険診療の自己負担分のみです。
入院時の食事代、差額ベッド代、保険適用外の医療費などは対象外となります。
「高校生等医療費の助成(マル青(あお))」の申請や相談をする窓口は、以下の通りです。
杉並区役所 子ども家庭部 子ども育成課 マル青・マル子医療費助成担当: こちらが主な申請窓口となります。
【子ども家庭部子ども家庭支援課管理係】
所在地:〒166-0001 東京都杉並区阿佐谷北1丁目4番2号 杉並子ども家庭支援センター
電話番号:03-5356-2602
「高校生等医療費の助成(マル青(あお))」の申請は、 次のような流れで進みます。
都外の医療機関を受診した場合の払い戻し申請
都外の医療機関を受診した場合は、医療費をいったん自己負担し、後日、以下の書類を揃えて杉並区役所 子ども家庭部 子ども育成課 マル青・マル子医療費助成担当に払い戻しの申請を行います。
杉並区在住の高校生等のお子さんの医療費を助成する「マル青」制度。保険診療の自己負担分が軽減されます。
対象は15歳から18歳までの方(所得制限なし)。都内の医療機関で利用でき、都外の場合は払い戻し申請が可能です。
申請は杉並区役所子ども育成課へ。
難病や障害のあるお子さんも対象です。
医療費の負担を減らし、お子さんの健康をサポートします。
まずはご相談ください。