難病患者さんの生活と治療に関する実態調査

このアンケートは、2025年3月28日から5月31日にかけて、
全国の指定難病や疾患を抱える患者さんを対象に実施しました。

本レポートでは、有効回答数2,013件の患者さんの回答を基に、
治療の現状、抱えている課題、情報収集の実態、
そして新しい治療法開発への貢献意向などをまとめました。

■ アンケート概要

  • 調査期間
    2025年3月28日〜5月31日
  • 調査対象
     全国の指定難病や疾患に罹患している患者さんとそのご家族
    (本レポートでは患者本人の回答のみを対象)
  • 有効回答数
     2,013件
  • 調査方法
    インターネット調査、および関係性のある患者団体経由のWEBアンケート

■ アンケートレポート目次

  • 結果サマリ…P2.3
  • 調査概要…P4
  • 回答者の属性について…P5~7
  • 治療の現状について…p8~17
  • 難病患者さんが抱える課題について…P18~21
  • 関心がある情報について…P22~25
  • 情報収集方法について…P26~28
  • 専門医からの情報について…P29~31
  • 治験への貢献意向について…P32,33
  • 病気の研究に関する発信について…P34,35
  • 同病患者、患者家族との情報共有について…P36~39
  • 患者団体・疾患ポータルでの情報共有について…P40~44
  • 支援制度の情報について…P45~51
  • 患者団体の活動について…P52~57
  • ネクストアクション…P58

調査結果ピックアップ

難病患者さんの76%が薬物療法を受けている一方で、17%は現在治療をしておらず、治療への満足度は55%に留まっています。また、約半数が「最適な治療法・治療薬がない」と感じているものの、約8割が治験への協力に前向きであることが明らかになりました。