
金沢医科大学
岡島 英明(おかじま ひであき) 先生
1987年 関西医科大学 卒
1987年 京都大学医学部附属病院外科研修医
1988年 大津赤十字病院 外科 医員
1993年 京都大学医学部附属病院第二外科医員
1996年 The Queen Elizabeth Hospital, Liver Unit, Surgical Fellow
1998年 金沢医科大学 小児外科 助手
2002年 熊本大学 移植外科・小児外科 助手・講師
2009年 京都府立医科大学 移植一般外科 准教授
2013年 京都大学 肝胆膵・移植外科 准教授
2018年 金沢医科大学 小児外科 教授
「子どもと家族の“人生”を支える医療を——」
救えなかった命への悔しさ、治せる力を求めて選んだ小児外科という道、そして“その子の人生にとって最良の選択とは何か”を考え続けてきた日々。
金沢医科大学 小児外科の岡島英明先生に、これまでの歩みと医療への思いについて、たっぷりとお話を伺いました。
「救急医療の現場の遭遇が、私を医療の道へと動かした」
岡島先生が「医師になりたい」と決意したのは、高校1年生の頃。
物理が好きで工学部を考えていましたが、ある日、交通事故の現場に偶然居合わせ
「周囲には多くの人が集まっていました。でも、誰も何もできない。救急車もなかなか来ない。目の前で“助かるかもしれない命”があるのに、ただ見ているしかない状況でした。」その場の無力感、そして“何か自分でできることはないのか”という思い。
この体験が、先生の心に深く残ったといいます。
「救急の体制がしっかりしていれば助かった命かもしれない。そんな現実に触れて、“自分が医療の道に進んで、少しでも役に立てれば”と思うようになりました。」
医師への道を照らし出した瞬間でした。
「自分の手で治療の手助けをする医師になりたい」
岡島先生はもともと“子どもが好きだった”と語ります。
学生時代には小児科医を志し、小児科の医局に入り浸っていたといいます。
しかし、学生実習で臨床の現場に触れ、進路は次第に“外科”へと向きました。
「手術をすれば治る病態があります。内科では手術をしてあげればよくなると考えることはできても、自分で実践することができない。だから、自分の手で治療の手助けをする医師になれればと思ったんです。」
小児外科は、先天性疾患や外科的な介入を必要とする子どもたちの生活の質を大きく支える領域です。
専門性が高く責任も重い分野でもあります。
「医学生は卒業後にどの領域、分野に進むか悩むことは少なくないですが、実際はどの分野にも面白さがあります。
“好き・嫌い”も大事かもしれませんが “努力を続けられる環境”をみつけるというのが結局のところ将来やりがいをみつけることができる秘訣かもしれません。」
専門を選ぶ若い医学生たちへの温かなエールを込めながら、先生はそう語ってくださいました。.....
☆本記事は、日本アラジール症候群の会のご紹介・ご協力のもとに作成しました。
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