2026/10/5公開
かんしん広場では、患者さんやご家族の声をもとに、より役立つ情報発信につなげていくため、「みんなの声でつくる 月1アンケート」を実施しています。
9月は、「災害に備えて、病気や治療に必要な準備はできていますか?」というテーマで、災害への備えについてお聞きしました。
今回は、5名の方から回答をいただきました。
ご回答いただいた皆さま、ありがとうございました。
本アンケートにご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。

アンケート概要
●アンケートテーマ
災害に備えて、病気や治療に必要な準備はできていますか?
●実施時期
2026年9月
●回答者数
5人
※今回の結果は回答者5人の声をまとめたものであり、指定難病患者さん全体の傾向を示すものではありません。

Q. 災害に備えて、病気や治療に必要な準備はできていますか?
アンケート結果


今回のアンケートでは、5名中3名(60%)が、「十分に備えていると思う」「ある程度は備えている」と回答しました。
一方で、「備えたいと思っているが十分にはできていない」「特に備えていない」という回答も5名中2名(40%)ありました。
災害に備える必要性を感じていても、病気や治療を続けながら、薬や食事、必要な書類などをどこまで準備しておけばよいのか、悩む方もいらっしゃることが分かりまし
自由記入で寄せられた声
災害への備えで、不安に感じていることは?
アンケートでは、
「災害への備えについて、あなたが最も不安に感じていることは何ですか?」
についてもお聞きしました。
実際に寄せられた声をご紹介します。

①「災害時、誰が助けてくれるのか不安」
誰が助けてくれるの?
災害が起きたとき、自分の病気や治療について理解してくれる人がいるのか、必要な支援を受けることができるのか。不安を感じている方の声が寄せられました。
②「薬をどのくらい備えておけばよいのか」
やはり薬の量。
病院では次の予約までの分しか出して頂けないので、何か有事があった時の為に、多めに出して下さいと、毎回お願いはしています。
災害によって通院が難しくなったり、いつもの医療機関で診療を受けられなくなったりする可能性もあります。
今回の回答からは、治療を継続するうえで欠かせない薬をどの程度確保しておけばよいのかという不安があることがわかりました。
※薬の処方や保管については、自己判断せず、普段から主治医や薬剤師に相談しておくことが大切です。
③「病気に合わせた食事をどう確保するか」
被災した時の食べ物がかなり困る事になると思っています。
食事に配慮が必要なため、普段から利用している食品を非常食として備えています。また、保管場所も1か所にまとめず、複数の場所に分けています。
災害時の食料について、病気や治療によって食事に配慮が必要な方からは、普段から利用している食品を備蓄し、保管場所を分散しているという工夫が寄せられました。
一般的な非常食だけでなく、ご自身の食事制限や体調に合わせて、災害時に食べられるものをあらかじめ準備しておくことも大切です。
④「医療情報や必要書類も複数用意」
保険証やマイナンバーカード、病気や治療に関する書類、おくすり手帳などを手元に置き、コピーも別の場所に分けて保管しています。
薬や食料だけでなく、災害時に自分が受けている治療や服用している薬を伝えられるよう、医療情報や必要な書類を準備しておくという声も寄せられました。
また、必要な書類を1か所にまとめるのではなく、複数の場所に分けて備えているという工夫も教えていただきました。
今回の回答から、災害への備えとして必要と感じているものは、一般的な水や非常食だけではないことが見えてきました。
特に、病気とともに生活している方にとっては、
などについても、普段から考えておくことが大切です。
また、「準備しなければ」と思っていても、何を、どのくらい準備すればよいかわからないということもあるのではないでしょうか。
かんしん広場では、今回いただいた声も参考にしながら、難病や治療を続けている方が災害時に困らないための情報を発信していきます。
参考リンク:【難病×防災】難病患者のための防災対策完全ガイド|在宅避難・福祉避難所・医療体制まで解説
「みんなの声でつくる 月1アンケート」では、患者さんやご家族が日々の生活の中で感じている困りごとや疑問について、毎月1問のアンケートを実施しています。
いただいた声は、今後の「かんしん広場」での情報発信やコンテンツづくりに活用していきます。
ぜひ、今月のアンケートにもあなたの声をお寄せください。