
【第5回】「だるさ」はあなたのせいじゃない?隠れたサイン
第5回となる今回は、腎機能の低下とともに、容赦なく体を襲う「原因不明の猛烈なだるさ」。
周りからは「年齢のせいじゃない?」「気の持ちようだよ」と言われ、
誰にも理解されない辛さに一人で戦っていませんか?
インタビュー中盤となる今回は、病気が進行していく中での「本当の体のSOS」の見極め方に迫ります。「尿がたくさん出ているから安心」という油断に隠された罠や、小野村さんなりの運動方法をご紹介。
さらに、腎機能残り7%という状況で、
ポジティブだった彼女が周囲に心を閉ざしてしまったメンタルについて明かします。
〇友達とのランチも諦めない。外食時の自分ルール
〇私の頭の中にある味付けの基準。役立った「入院食」の写真
〇尿が増えて安心していたら……。実は「悪化のサイン」だった
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〇トレーナーと考えた「寝たままできる体操」🔒
〇腎機能残り7%と言われて。ポジティブだった私が心を閉ざしてしまった時期🔒
〇落ち込むのはあなたの心が弱いからじゃない。病気の段階で苦しむあなたへ伝えたいこと🔒
お友達とのランチや外食は人生の大切な楽しみですから、私は我慢せずに行くようにしています。
身体のむくむ感じ、体調や検査値から判断すると、“塩分”、“カリウム”、“タンパク質”、“総カロリー”が食事のポイントだなと実感していて、
いくつかの「自分ルール」をつくっています。
“カリウム”と“タンパク質”は腎臓の状態によって気を付けるポイントが違いますので、自分の体に合った食事を知ることが大切ですね。
生野菜が多いプレートを頼んだ時は、カリウム過多を防ぐために半分をお友達に食べてもらったりしています。
また、減塩のため「ドレッシングなしで」と注文の際にお願いします。
ただ、最近はどこのお店もタブレットでの注文が増えましたよね。
「ドレッシングなしでと直接言いに行こうかな」と思っているうちに、もうお料理が来ちゃったりして(笑)。
そういう時は、かかっていない部分を選んで食べたりしています。
時には味付けが濃い、タンパク質が多い(これがおいしい!)お料理でもばっちりいただきます。
お昼に美味しくいただいた分、夜は「茹で野菜、ドレッシング少々とご飯だけ」にするなど、
1日のトータル(または翌日までの2日間)で帳尻を合わせるように調整しています。
ラーメンのスープは飲まない、飲みたい気持ちをぐっとこらえてお味噌汁は具だけを食べて汁は残す、
お肉・お魚などのタンパク質は適切にとるようにしています。
一番の基準になっているのは、「入院していた時の病院食」です。
あの完璧にコントロールされた味付けの薄さ、量、バランスがいつも私の頭の中にあります。
これから透析や入院を経験される方は、ぜひ入院食の写真を何枚かスマホで撮っておくことをお勧めします。
時々その写真を見返して「ああ、これよりちょっと今味付けが濃いな」、「おかずの量はこのくらいかな」「調理方法は」と
実物と比べるバロメーター(基準)にできるので、すごく役に立ちますよ。
IgA腎症が進むと、一時期、尿の回数がもの凄く増えてトイレが非常に近くなる時期があります。
私は「尿がたくさん出ているから、まだ悪くないんじゃないか」と勘違いしていたのですが、
実はそれは腎臓が尿を「濃縮する力」を失ってしまい、水がそのままザル全開で出ているという、悪化のサインだったんです。
知らないということは本当に怖いなと思いました。
体調が坂道を転がり落ちるように厳しくなっていく中、
私は息子からの提案でヨガのパーソナルトレーナーの方から、個人レッスンを受けていました。
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ついに訪れた、透析直前の腎機能「残り2%」。
迷いがあった中で決断した「血液透析」の開始によって、小野村さんの心と体にも変化が訪れます。
腕に流れるシャントのリアルな日常、家族が示してくれた提案、そして同じ病に立ち向かう仲間たちへ贈る、未来へ先輩患者としてのメッセージ。
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